TOP > インタビュー・事例紹介 > アポジーワークフロー導入事例 > 株式会社朝日プリンテック 新聞印刷業界で初のクラウドワークフロー導入

株式会社朝日プリンテック 新聞印刷業界で初のクラウドワークフロー導入

2016年に印刷会社のIT化・効率化を推進するプリプレスワークフローソリューションとして印刷業界で初めて発表し、その後商業印刷分野において採用が続いておりますクラウドワークフロー「APOGEE Cloud(アポジー・クラウド)」ですが、2020年6月に新聞印刷業界で初めて朝日プリンテック様に導入いただきました。

そこで、朝日プリンテック株式会社より役員待遇 営業担当兼技術・システム担当 村瀬岳彦様、海老江センター長の長友保宏様にご参加いただき、2020年10月6日(火)に弊社の大崎本社にて「朝日プリンテック様 新聞印刷業界で初のクラウドワークフロー導入」と題し、日本アグフア・ゲバルト大崎本社とアグフア ベルギー本社をオンラインでつなぎ、プレス向けに記者発表を実施いたしました。



ご挨拶

日本アグフア・ゲバルト 代表取締役社長の岡本より「クラウドワークフローを2016年に発表して以来、主に商業印刷分野において販売・導入実績を積んできました。マルチサイトで運用している印刷会社様がRIPを一元管理できるというメリットやサーバーを所有することによる管理の手間からの解放を評価され、商業印刷分野で導入が進んでいました。そしてこの度、新聞印刷業界で初めて朝日プリンテック様にご導入いただきまして我々としても今まで商業印刷分野で積み上げてきた実績が新聞印刷業界でも認められたということを非常にうれしく誇りに思っています。」と挨拶を述べました。   
     
続いて、アグフア ベルギー本社のソフトウェア責任者であるErik Peeters
(エリック・ピーター)もオンラインにて参加。エリックは「本来であれば、日本で一緒にこの記者発表に参加したかったのですが、このような状況ですのでオンラインで参加させていただきます。オンラインではありますが、こうした機会に参加できたこと大変うれしく思います。」と述べ、今回のご導入に関して朝日プリンテック様へ御礼の言葉を述べました。
また、今回のクラウドワークフローご導入に関して朝日プリンテック様とアグフア間で印刷業界でのイノベーションの重要性の共通認識とお互いのパートナーシップ構築ができたことが非常に大きな成果であるとも付け加え、イノベーティブな製品を提供するアグフアと朝日プリンテック様の高い技術力で、より効率的な生産の仕組みができるようになったとも話がありました。

   

APOGEE Cloudと朝日プリンテック システム概要について

次に、日本アグフア・ゲバルト マーケティング本部マネージャーの兼田克史より、APOGEE Cloudの製品説明と朝日プリンテック様のシステムにおけるBefore/Afterについて紹介。今回、朝日プリンテック様でご導入いただいたAPOGEE Cloudの中からプリプレスワークフローソリューション「APOGEE Prepress」、クラウド型ストレージサービス「APOGEE Drive」、web入稿/校正/承認ソリューション「APOGEE Portal」の3構成。これにより印刷データを管理している海老江センターから全国の印刷工場へデータ転送するために複数台所有していたサーバーを合計4台削減することができ、さらにこれまで手動で行っていた台割、面付、RIP処理、Web承認までの作業を自動化することで、一貫した作業性の効率向上を実現していることを報告しました。 


   

導入の背景と効果について

続いて、日本アグフア・ゲバルト 執行役員新聞営業本部長 佐藤克英の進行のもと、村瀬様、長友様にAPOGEE Cloud導入の経緯と効果についてお話しいただきました。
「もともと、2012年にデータ管理の部署立ち上げをきっかけに汎用ワークフローの採用を行いました。しかし、当初のシステムだとハードウエアの更新やソフトウェアのバージョンアップなど、経営の観点から課題はいくつもありました。そんな中、drupa2016でアグフアがAPOGEE Cloudを発表していたことを思い出し、2018年に自ら調査したところ、商業印刷分野で実運用が開始されていることを知り、これまでの課題から解放されるだけでなく、システムの管理はクラウドセンターが対応することから、システム利用に専念できることもあり導入を決めました。」(村瀬様)
朝日プリンテック・村瀬様

「当初抱えていた課題がほぼ解決できたと思います。特に、社内からプリプレス関連サーバーがなくなりシステム管理から解放されたのは大きなメリット。受託印刷業務においてシステムの維持管理は業務の中断が許されないというプレッシャーのもと行っていました。APOGEE Cloudによって、精神的負担の軽減とともに作業負担も軽減され、人員配置の最適化、コストダウンという効果にも繋がりました。また、クラウドセンターは社内より遥かに強固なセキュリティで管理、データを保護しているため、BCPの観点からも安心安全な体制が確立できたと思っています。そして、APOGEE Driveとの連携によって入稿データの変換やRIP済みのデータをお客様へお返しする場合の一時保管フォルダとしても活用しており、システム利用の多様性も広がりました。業務効率の向上はもちろん、営業効率の改善につながったことも大きなメリットです。さらに、現在コロナ禍の影響で営業は在宅勤務も行っていますが、ブラウザ上で業務の進捗確認ができるため、お客様からの急な要望にも迅速かつ的確に対応が可能になりました。営業スタイルの変化にも柔軟に対応でき、シームレスなサービスの提供が可能になったと思っています」(長友様)
朝日プリンテック・長友様

さらに今後の展望として長友様より「今後生産性を向上させるためには労働力とIT資源の有効活用だと思っています。労働人口減少は今後も課題となっていきます。そこで、将来的には地域の営業拠点と工場で完結できるよう、BCP対策の観点からも、プリプレス業務の負荷分散を検討したいと思っています。さらにIT資源の有効活用については、APOGEE Driveは現在プリプレス工程の上流部分である顧客とのデータの受け渡しに大きな力を発揮していますが、プリプレス工程の下流部分であるAPOGEE Cloudから印刷生産設備へのデータ送信にも利用したいと考えております。APOGEE Cloudソリューションは業務フローを効果的に変革できる有効的なツールの一つであると考えています。」とお話しいただきました。

(左から)朝日プリンテック長友様、村瀬様・アグフア岡本、佐藤

会社概要

株式会社朝日プリンテック

代表取締役 尾形 俊三

設立 1997年8月

資本金 1億円

社員 631名(2019年5月現在)

事業内容 朝日新聞、読売新聞、日刊スポーツ、朝日小学生新聞、日本農業新聞、日刊工業新聞など

株式会社朝日プリンテック ホームページ