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「平等院鳳凰堂」日想観図復元事業

アグフアの実績についてご紹介します。

「平等院鳳凰堂」 日想観図復元事業

国宝を蘇らせた最新インクジェット技術

近年博物館や美術館では、貴重な文化財を後世に保存・継承していくため、文化財のデジタル アーカイブが進められています。平等院鳳凰堂の西面扉の新造復元事業をアグフアのUVインクジェットプリンタ「Anapurna 2050i(アナプルナ 2050i)」がお手伝いしました。

復元されたのは鳳凰堂中堂の東西南北にある2枚1組の観音扉のうち、古くから日常の出入り口として使用されていた西面扉の2枚。タテ2.5メートル、ヨコ1.2メートルで外装は全面朱漆塗が施され、内側に現存する最古の大和絵である「日想観図」が描かれており、この「日想観図」をAnapurna 2050iにより扉となる木材にダイレクトに印刷しました。

復元前の平等院鳳凰堂西扉

Anapurna 2050i

復元にあたり色の再現性はもちろんの事、肉筆の表現方法や描き方、刷毛目までも忠実に再現でき、鳳凰堂に安置された後、国宝建造物である鳳凰堂及び堂内環境に悪影響を及ぼさない材料を使用するという観点から、高いカラーマネージメント力と非VOCで環境性能の良い自社製インクを使用しているAnapurna 2050iが選ばれました。

3年がかりで行われた復元は2015年12月17日新造西扉の「公開之儀」が行われ、痛みが激しく堂外保存となった扉に変わり新造復元された扉は鳳凰堂中堂の西面に安置され、国宝の一部となりました。

完成した扉を見た平等院の神居文彰ご住職は...

この扉の完成を見た瞬間、涙が止まらなかった。この扉には美と技と科学が揃っている。今回の復元は6、70年後に実施されるであろう次回修理の先例として評価されるであろう。最新のデジタル技術を持つ日本アグフア・ゲバルト社の協力で素晴らしい扉のイメージングが出来ました。

国宝の一部となったこの扉は、この先1,000年、いや2,000年以上、この場所で平等院に仕える者の日用扉として利用されていくでしょう。また、この素晴らしい扉の維持・管理は平等院の今後の使命となりました。と仰っています。

新造復元された扉は鳳凰堂中堂の西面に安置された

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